こんにちは、yuukiです。
4月から仕事が忙しくてなかなか休みが取れなかったんですが、最近久々にお休みを頂いたので妻と休みを合わせて過ごすことに。
今住んでいる場所の近くに登山出来る山があるということで、2人で人生初の登山に行ってみることに。登山といえば現役を引退された方がやっているイメージが強く、自分も定年後の趣味にいいかな〜と漠然と考えていたんですが、今回の登山でその考えは儚く砕け散ったので、定年後に登山はとてもハードなんだという事を僕の実体験を元に話していこうと思います。
タイトルにもありますが、今回はただの日記というか僕の個人的な意見を書いているだけなので、興味のある方はお付き合い下さい。
今回登ったのは白木山
登山をしている人には有名らしい白木山。JR芸備線の白木山駅から徒歩数分で登山道に到着するので電車でアクセスする方も多いみたいです。
山頂で撮った写真では標高889m。これが一般的な山と比べてどうなのかすら分からないけど、初心者でも比較的登りやすいと知り合いに聞いたので、あまり難易度は高くないんだと思う。
登山は身体作りから始めないと死ぬ
ちょっと舐めてたっていうのはあるんだけど、登山がこんなにきついとは思ってなかった。正直3合目までで帰ろうかとすら思ったんだけど、とにかく膝にかかる負荷が半端じゃない。一歩一歩がしんどいし、景色を楽しむにも木が生い茂って全然見えない。
普段散歩程度の運動しかしていない小鹿のような足の僕は2合目〜3合目の間で既に膝が痛い。登山を本格的な趣味にしたいような人は、週に数回はランニング等で足を鍛えておかないと登山の傾斜で膝周辺をやられる。
登れないだけならまだマシなんですが、下りは足に踏ん張りが効かないと足を滑らせたり足首を捻ったり、何かと怪我のリスクが高い。場所によっては転倒して滑落…そのまま死…なんてことも十分あり得る。
じゃあ身体作りから始めようとスポーツジムに通ったりランニングをしたりすると思うんだけど、もうそれで十分運動になっているので、敢えてリスクを犯して山登りに行く意味ってあるのかな?と強く感じました。引退後はジムで適度な運動、それくらいが自分には合ってるなと感じました。
登って数日は運動できない程の痛みに襲われる
30代半ばの今でさえ、登山後数日はふくらはぎと太ももがパンパンでしゃがむのもツラい。これが定年後と考えると、おそらく一週間はまともに運動出来ないだろう。しかも怪我をしない場合であって、もし何処か痛めたりすれば更に動けない期間は伸びる。
今までランニングやクライミングをやってきた経験上、運動は継続して行かないと効果は出ない。なので1回登って一週間動けないような状態になってしまったら意味がない。それなら負荷は少なくても毎日ジムで走ったり筋トレする方が筋力や体力も付くし健康寿命は伸びそうだし、怪我のリスクも低い。
まぁ、これは今現在の僕の足の筋力が無さすぎるのが原因と言われればそれまでだけど、そうならないように筋トレで強靭な足腰を作れるなら僕はきっとそこで満足する。
老後の趣味に運動っていうのは健康寿命を伸ばすためにもボケ防止のためにも良いと思うけど、毎日継続出来るくらいの負荷のものが好ましいと僕は思う。
怪我した瞬間に介護がスタート
職業柄、今回の登山然り趣味での運動中に手や足を骨折する高齢者をよくみかけるが、そうなった時の家族の視線は冷たい。本人はいたって元気そうなんだけど、その面倒を見る家族からは迷惑そうなオーラをすごく感じる。
僕自身定年を迎える頃には娘たちはとっくに成人しているし、おそらく結婚して家庭を持っているかなという年齢です。そんな時に趣味で大怪我をして妻や子供達に面倒を見てもらわないといけないというのは、かなり申し訳ない。
老後の趣味は家族に迷惑をかけない範囲で楽しむのが良いかと思う。その時の家族との関係性がかなり大事だと思うけど、若く貴重な時間を趣味で怪我した老人にかけるほどみんな暇ではないだろう。
トレッキングポールは必須
登山を全くお勧めしていないけど、もし行ってみたいという方がいればトレッキングポールは必須アイテムなので買っておいた方がいい。価格も安いもので2,000円くらいであるし、怪我しないためと思えば安い買い物だと思う。
実際に登山した日に見かけた人の内9割くらいの人はトレッキングポールという2本の長い杖を持って登っていた。
実際に山を登ってみて、登りの時はなんとか耐えれたんだけど、下りは正直何か支えがないとかなり不安だった。これは僕の足の筋力の問題ではなくて、下山の時はどうしても足場が悪いので何か支えが欲しくなるシーンが多い。そんな時にこの杖があれば脚が4本になったような感覚で、かなり安定して下山することが出来るらしい。
僕は当然持っていないし使ったこともないんだけど、妻が途中拾って使っていた木の枝が下山の際にかなり役立った記憶があるので、やはりトレッキングポールの必要性は高い。
杖は伸縮できるので、使わないときはリュックに入れて持ち運ぶことが可能。年齢に関係なく、安全に登山を楽しみたい方は持っておくと良いと思う。アップダウンの激しいルートに限らず、歩行を補助してくれるので、長時間歩くシーンで活躍してくれるらしい。
靴はワークマンで十分です
本気で登山をやっている方からは否!と否定されそうだけど、とりあえず1回登山やってみたい位の僕らみたいな人にはワークマンのアーバンハイクで十分だと感じました。
軽くて足首までしっかり固定されるデザインなので、とにかく動きやすいし何より安い。1,900円という低価格で割と使いやすいデザインなので個人的にかなりお勧め。標準の靴紐はちょっとイマイチだったので、僕はネットで白黒の物に交換しています。
後々感じる登山の魅力
登山してから一週間経過。
もうほとんど筋肉痛はなくなり、ようやくふくらはぎの痛みが消え日常生活を取り戻した。自分の足の弱さを痛感しましたが、筋肉痛が治るとなぜか「もう一回くらい登ってもいいかな〜」と夫婦ともに思ってしまっているので、これが登山の魔力かと登山にハマっていく人達の気持ちが若干わかった気がする。
ただ、次登ったらきっとまた後悔はするし次はアキレス腱切れるかもなとも思っている。でもあの筋肉痛を求めている自分もいるので、自分や妻を含め登山にハマる人はドMなのかもしれない。
また近々行くかもしれないし秋まで行かないかもしれないけど、ちょっと登山の魅力を感じてしまった。ただ、何度も言うが怪我をしないように楽しむのが大事なので、適度な距離感で付き合っていくのがベター。
百聞は一見にしかず、この筋肉痛を是非味わって欲しい
色々と否定的な意見を書いてきましたが、怪我なく楽しめるなら登山してみてほしい。登り下りがめちゃくちゃしんどいし、必ず後悔する筋肉痛に襲われるけど頂上で食べるランチは最高。家に帰ってすぐに入るお風呂も最高。その後のお昼寝も最高に気持ちいいので、どこかの休日に一度登山してみてほしい。
今から気温がどんどん上がっていくので、やるなら今!それか次の秋まで登らなくてもOK!涼しく気持ちいい季節に是非トライしてみて下さい。
という感じで今回はただ登山に対する感想を書いてきました。
お付き合い下さりありがとうございました。
ではまた次の記事で✨
コメント
コメント一覧 (4件)
20年以上登山やってますが1000mない低山であればワークマンの靴は賢いチョイスだと思いますよ~!
コメントありがとうございます🙇🏻♂️
20年以上も登山されてるんですね😃✨
ワークマンの靴いいですよね!
ただ、登山後にソールがボロボロになったので、そう何度も使えないかなと思いました🤔
検索で通りすがりました!
未経験でその山はすごいとおもいます!いま調べましたが白木山899m(駅からのルートだと標高差838m?)、は初心者向けじゃない気がします。
私も2年前に生まれて初めて山登りましたがその時は300mくらいからはじめて、2年目の今は800mとか登りますが、めちゃ疲れます。
まずはyamapとかで500m以下の山を探したり口コミみたりしてからはじめるといいと思います!既にそれだけ登れたなら低い山はラクで楽しいとおもいます。もうすぐ紅葉ですしね🍁
コメントありがとうございます😊
近くにあったのでとりあえず白木山を選びましたが、確かにあそこは初心者向けではなかったです😂
次はもっと低くて傾斜の緩い山にトライしたいと思います✨