こんにちは、yuukiです。
もうすぐ5月も終わりですね。最近では風も生温かい感じになってきて、いよいよ夏が近づいてきてるなと感じます。
さて、今回は僕が10年間使っているお気に入りのサンダル『chaco Z1 CLASSIC』を紹介したいと思います。
chacoのZ1は、僕のブログ内で載せているコーデでよく使っているサンダルで、世界中で大定番アイテムだと思うので既に多くの方がご存知だとは思いますが、実際に10年間毎シーズン使ってきて感じたことであったり、「こんなコーデで使うのが良いと思います」ということなど話していこうと思います。
既に10年も使っているサンダルなので経年劣化を感じますが、参考になれば嬉しいです。
これから夏に向けてスポーツサンダルの購入を検討しているという方は、是非今回の記事を参考にして頂ければと思います。
chacoってどんなブランド?
CHACO ( チャコ ) サンダル 社は1989年、マーク・ペイジェンによって設立されたアメリカのサンダルブランド。『最大限の快適性』と『耐久性』に焦点を絞ったサンダルを作り始めたのがchacoの始まり。海や山、岩場などでも履けるタフなサンダルとして世界的に有名なブランドです。
Chaco ( チャコ )のサンダルとフリップは水辺から荒れたトレイルまで様々な環境に対応可能です。あなたの全てのアウトドアアドベンチャーで機能とサポート性能を発揮します。加えて、様々なスタイル、カラー、フィット感等、あなたにピッタリのサンダルを見つけることができるはずです。機能性の高い、ファッショナブルなサンダルで次のアドベンチャーをパワーアップしましょう!
https://www.chacos.jp/
10年使ってきて、確かにこのまま川や海に入っても夏場なら直ぐに乾くと思うので、アウトドアシーンでも履けるサンダルとしても良いと思います。
ただ、公園で履くと砂や砂利が足底に入ってくるし、森で履くと蚊に足を噛まれまくるので、個人的には日常的に街中で使うのが良いかなと思っています。
Z1は、医師と共同開発されたデザイン
Chaco チャコ Z1クラシックはブランドを象徴するサンダルです。適切なフィット感を実現するウェビング(ストラップ)は本体の中を通っており、さまざまな足の形に合いやすいように調整可能です。お医者さんと共同開発した形状と設計は、LUVSEAT™と呼ばれており、履き心地、歩きやすさ、足の健康などを追求したものでアメリカの足病医学協会に認定されています。サンダルとは思えないフィット感と歩きやすさで、日常使いから、ウォータースポーツまで幅広く活躍します。創業当時からの環境に配慮したソール・ウェビング(ストラップ)修理交換プログラム(Rechaco)対応モデル。
https://www.chacos.jp/product/men/detail/12366105/
僕の場合、試足もせずにオンラインで購入したので、サイズ的にはやや大きめだったんですが、ストラップを縛ることで全く問題無く履けています。
オンラインで購入される場合は、足の実寸ではなく普段履くスニーカーのサイズで合わせて購入しても大丈夫だと思います。
ソールは僕が購入した2014年頃はVibramソールでしたが、2016年から新たにCHACO GRIPというよりグリップ性能の高いアウトソールに変わったようなので、オンロードはもちろん岩場など足場の悪い場所でも歩きやすいように改良されたみたいです。
個人的にはVibramソールでも充分滑りにくかったように感じます。
chacoZ1は、ソール自体に重みがあるのでサンダルがそこそこ重たいんですが、ソールが重いことで寧ろ歩行が安定するような印象を感じました。急いでいて走る時はちょっと煩わしさを感じるかもしれませんが、オンロードでもオフロードでもこの重量感があることで安定した歩行に繋がっているんだと感じます。
もし壊れてもリペアサービスがある!けど…
僕の場合は10年間故障することなく使えてきましたが、もしもソールやストラップが破損した場合は購入したお店またはA&F直営店に持ち込むことで修理に対応してもらえます。
ただし、修理回収は年に1回のみ。毎年4月〜6月頃が締切になっています。2024年の場合は5月7日だったみたいなので、これから修理に出そうと思う方は1年後になってしまいます。2025年の締め切り日はまだ載っていなかったので、修理回収期限日の確認は、chacoの公式サイトでチェックしてみて下さい。
ソール張替え | ¥7,480(税込) |
ウェビング交換 | ¥6,380(税込) |
ソール交換+ウェビング交換 | ¥12,100(税込) |
バックル交換 | ¥2,750(税込) |
サイドロゴリペア | ¥1,100(税込) |
こちらの料金はA&F直営店に持ち込んだ場合
修理に出す際には泥や皮脂汚れを予め落としておかないと洗浄費用が+¥2,200(税込)かかります。
本体価格が12,000円程度なので、余程思い入れがある場合を除いて修理に出すよりも買い直す方が良いのかなと感じました。
年に1回しか修理に出せないし、近くに取扱店があれば良いですが、手間を考えると買い直す方が良さそう。
実際に使ってきて感じた点
ここ10年履き続けてきた僕が感じたchaco Z1 CLASSICの良かった点や気になった点を幾つか紹介したいと思います。
基本的に街中での使用がメインでしたが、僕はクライミングもするので山道や森の中もこのサンダルを使って歩いてきました。その経験から感じたことを書いていこうと思います。
良かった点① フィット感とグリップ感が相まって歩きやすい
まず良かった点をあげるのであれば、『歩きやすかった』という点だと思います。
1本のウェビングベルトが繋がったデザインなので、履く人の足に合わせてサイズ調整が可能。それにより、しっかりと足にフィットしてくれるので、”足の甲が高い人や低い人””足幅が広い人や狭い人”色んな方に合わせたサイズ調節が可能です。
このフィット感とグリップ感のあるソールが相まって非常に歩きやすいサンダルになっているんだと思います。
僕が購入した時はソールがVibramソールでしたが、2016年によりグリップ性能を高めたChaco gripTMアウトソールに変わったようです。Vibramソールの時でも地面をしっかりとグリップしてくれていたので、現行モデルでは更にグリップ力が上がっているようですね。
ソールにしっかりと重みがあるので、一見歩いていて疲れるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、この重みがあることでしっかりと地面を踏むように歩くので、個人的には寧ろ歩きやすいんじゃないかなと感じています。
Z1 CLASSICの重量は約950gなので、それなりに重量感はあります。
人によっては歩いていて疲れると感じるかもしれませんが、個人的にはこの重さをマイナスには感じていません。
良かった点② 蒸れないので長距離運転に適している。
夏場に限らず僕は暑がりなので長距離を車で移動する際にスニーカーは極力履きたくない人なんですが、chaco Z1は足の露出が多くほとんど裸足の状態で運転出来るので、夏の長距離運転の時はchaco一択ですね。
どうしても靴を履かないといけない場所に行く際にも、車に乗る前に履き替えるほど気に入っています。KEENのユニークやHOKAのPOPARAなど、靴のように履けるスニーカーも多いですが車に乗るときはchacoみたいに足の露出が多いサンダルが良いなと個人的に思っているので、僕のように暑がりで運転中に足が熱いんだよな…と感じている方は、chacoを試してみるのも良いと思います。
良かった点③ 耐久性が高い
10年間毎シーズンそれなりに使用してきたんですが、ベルトやソールに汚れこそありますが特に大きな破損もなく使ってこれたので、やはり耐久性の高いサンダルなんだなと感じます。
元々『快適性』と『耐久性』に拘ったサンダル作りに焦点を絞って始まったブランドなだけあって、頑丈で長持ちなサンダルです。chaco Z1 CLASSICは価格が12,000円前後しますが、これだけ丈夫なら非常にコスパが高かったなと今になって感じます。
丈夫なだけなじゃくて、様々な服装に合わせやすいデザインなので、僕の場合夏はほとんどchacoを使っていたような気がします。
良かった点④ 靴下を履いて使うとお洒落
昔は正直ありえないと思っていたんですが、サンダルに靴下を合わせて履くっていうのは案外アリだなと最近になって感じています。サンダル履くなら裸足でしょ!と思っていたし、雨が降ったらびしょ濡れじゃん… と機能的に意味が無いと思っていました。でも、お洒落という観点ではありです。
chacoに限らずサンダルに合わせる靴下としては無地の白が一番合わせやすいと思うので、靴下はあまり冒険しない方が良いかと思います。
オーバーサイズなトップス(シャツやロンTなど)にワイドパンツを合わせたビッグシルエットのコーデを組むときに、白の靴下を合わせてchacoを履くと小慣れた印象が出るので、どう使ったら良いのか分からないという方は、ワイドパンツに合わせると使いやすいと思います。
お洒落上級者の方はショートパンツに靴下、そしてchacoを合わせたりするんですが、僕にはまだ厳しいなと感じました。ショートパンツなら裸足で履きたいなと思います。
注意点① 足の甲が日焼けするので注意
chacoのサンダルは足の露出面が多いので、通気性が良くて夏に最適なサンダルだと思うんですが、日差しの強い日にこのサンダルを外で1日履いていると、ベルト部分で足の甲をガッツリ日焼けします。
お店に入りながら街中を移動したり、通勤通学程度の時間であれば、そこまで日焼けのリスクは高くないと思うんですが、長時間外で過ごすような日はガッツリ焼けちゃうので注意が必要です。
毎年同じように日焼けしてしまうので、裸足になった時にちょっと恥ずかしいです。日焼けをしたくない方は足にもしっかりと日焼け止めを塗っておくか、夏でも靴下を履いた状態でサンダルを履くのが良いかと思います。
注意点② 使うなら街中などオンロードシーンがオススメ
chacoのサンダルは山でも海でも森の中でも歩きやすい耐久性を誇っていると思うんですが、個人的にはあまりアウトドアシーンでの使用は避けた方がいいのかな?と感じました。
理由としては主に以下の2点です。
- 小石や砂が頻繁に足裏に入り込んで痛い。
- 足の裏以外の防御力が低いので怪我しやすい。
舗装された道路ですらたまに小石が入り込んで「痛っ!」となるんですが、山道や森などでは石以外にも様々なものがある落ちているので、そうした場所を歩くのであればアプローチシューズのような歩きやすい靴を履くべきかなと10年間使ってきて思います。
山道では頻繁に足を蚊に刺されるので、そうした煩わしさを避けるためにもアウトドアシーンでは、いわゆる登山靴のような歩きやすい靴で行くのが良いと思います。
僕自身の体験ですが、クライミングで岩場までchacoで山道を歩いた際に、足を怪我したり蚊に噛まれまくったので、やっぱり怪我防止という点で考えるとキャンプ等で山や森に行くときには別で歩きやすい靴も持っていくのが良いと思います。
サンダルのお手入れについて
サンダルを使っているうちにソールやウェビングベルトが汚れてきます。汚れ自体は中性洗剤を付けてブラシで擦れば落ちるんですが、雨や汗が染み付いたベルトはそのうちなかなかな匂いを放ってきます。
生乾きの雑菌臭が出てくるので、そうなったら直ぐにオキシクリーンに漬けましょう。
- オキシクリーンをキャップ1杯分バケツに入れる。
- 40°〜60°のお湯をバケツに入れてしっかり混ぜる。
- サンダルがしっかり浸かるように入れて1時間程度放置。
- しっかりとお湯で洗い流す。
- タオルで水気を拭き取る。
- 風通しの良い日陰で自然乾燥させる。
以上の6ステップで雑菌臭がなくなって汚れもしっかり落ちるので、「なんか汚い…なんか臭い!!」と思ったらこの方法を試してみて下さい。
僕はこの方法で10年間掃除してきましたが、その都度匂いも汚れもしっかり落ちます👍
コーデしてみました。
今回紹介したchaco Z1 CLASSICを使ったコーデを幾つか考えてみたので、参考にして頂ければと思います。
まずは上下ブラックで合わせたコーデになります。
僕が持っているZ1 CLASSICが黒ソールに黒ベルトなので、全体的にブラックでまとめる時に重宝しています。足の甲が隠れるタイプのサンダルだと足元が重たくなってしまうんですが、露出度の高いZ1だとそうした重さが出ないので、オールブラックのコーデをすることが多いという方は使いやすいと思います。
リネンブレンドイージーパンツ:UNIQLO×JWA
サンダル:chaco Z1 CLASSIC
2つ目は無印良品のヘンリーネックTにUNIQLO×JWA2024ssの『リネンブレンドイージーパンツ』を合わせたコーデになります。個人的にはこうしたリネン素材のワイドパンツと合わせてコーデするのが一番使いやすいと思います。
夏はショートパンツにサンダル!という方も多いと思いますが、個人的にショートパンツに合わせるのであれば足の露出の少ないシューズタイプのサンダルの方が良いと思います。ショートパンツで足をガッツリ露出して、その上足元までchacoのようなサンダルだとちょっと清潔感がなくだらしない印象を与えそうなので、ショートパンツに合わせるなら『HOKAのPOPARA』や『KEENのユニーク』あたりが良いんじゃないかな?と思ったりします。
chacoは足の露出が多いので、僕のようにアラフォーの男性は合わせるパンツは長くワイドなシルエットの物を合わせた方がバランスが良いのかなと思います。
ドレープデニムタックパンツ:UNIQLO
サンダル:chaco Z1 CLASSIC
3つ目はUNIQLO×Marimekko2024ssで購入した波ボーダー柄のTシャツに同じくUNIQLOの『ドレープデニムタックパンツ』を合わせたコーデになります。
ワイドデニムの裾を折り返して合わせると夏らしさ満載で最高ですね。上下ブラックでスッキリまとめるのも格好良いですし、今回のコーデみたいにカジュアルに振ったコーデでも相性が良いので、コーデを選ばず使いやすいサンダルだなと感じました。
エアリズムコットンリラックスフィットクルーネックTシャツ:UNIQLO U
イージーパンツ:comoli
足なり直角リブ付き靴下:無印良品
最後4つ目は靴下を履いた状態でコーデしてみました。
全体的に白黒でまとめてみましたが、如何でしょうか?やっぱりサンダルに靴下なんて…という気持ちもあるんですが、靴下を履くことで若干清潔感が出るような気がするので、白靴下を合わせるのもアリだと10年使ってきて思います。
白靴下を合わせる場合は、パンツは黒やダークグレーといった落ち着いた色なら間違いないですし、ジーパンやベージュのチノパンに合わせても合わせやすかったので、基本的にどんなパンツでも合うのかな?と思っています。ただ、タイトなパンツよりはゆったりとしたワイドパンツの方が相性が良いかなと思います。
きっとこの先10年履くサンダル
今回は10年間愛用してきた『chaco Z1 CLASSIC』の魅力について書いてきました。
世界中でロングセラーなのも納得の快適性と耐久性の高さを身をもって体験してきました。10年間シーズン中はかなりヘビロテしていたんですが、それでもソールやストラップに大きな破損もなく使ってこれたので、この頑丈さは間違い無いです。
滑りにくくグリップ性能の高いソールなので、岩場や山道のような悪路でも履けるタフなサンダルですが、土が入りやすく蚊に噛まれやすいので、山道で履くことは個人的にあまりお勧めしません。ただ、川や海では頑丈なソールがしっかりと足裏を守ってくれるので、アウトドアシーンでも場所によってサンダルと靴を使い分ける必要があると思います。
僕が持っているサンダルの中でも1番出動機会の多いサンダルなので、これからスポーツサンダルを買おうかなと思っている方には、まずはchacoのZシリーズにチャレンジしてみて欲しいなと思います。10年使っても壊れない、飽きない、合わせやすいサンダルなので、この先も壊れるまで使っていきたいと思います。
是非お近くのセレクトショップまたはオンラインでチェックしてみて下さい。
という感じで、今回は以上となります。
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それではまた、次の記事で✨
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